私は法人設立後の3ヶ月目に「古物商(こぶつしょう)許可証」の申請を行った。
これは「中古品を買い取って販売」する場合などに必要な許可証である。
(最初「古物商=ふるものしょう」とか読んでました…^^; )
Amazon販売を始めた当初、輸入販売以外に、身の回りの中古品(主にCD,DVDなど)もAmazonで販売しようとしており、また中古品を買い取って販売する事も視野に入れていた為、申請を行う運びとなった。
当然ながら、認可を頂く為に用意する書類が何点かある。
何かの参考になればと思い、その時の流れをお伝えしたいと思う。
■法人を設立した時のお話はこちら
古物商の申請場所は?
「所轄警察署の防犯係」である。
※申請受付時間 : 8:30〜17:15
警察署に訪問し、入口で古物商申請したい旨を伝えれば、窓口の場所を教えてくれる。
そこで古物商許可証の申請を行いたい旨を伝えれば、担当警察官に「個人か、法人か?」等、何点か質問を受けた後、申請書を渡され、必要書類の説明などを受ける。
申請に必要な書類は?
私は法人として申請を行ったが、必要書類は以下の通りだった。
1: 許可申請書
→警察で記入用紙を頂く。
→記入方法は担当警察官が教えてくれた。
2: 法人登記簿謄本(登記事項証明書)
→法務局で発行してもらう。
3: 法人定款
→会社設立時に会社の方針を定めた書類のコピー。
→定款に「古物営業を営む」旨の記載が無いとダメ。
4: 住民票
→市役所で発行してもらう。
5: 身分証明書(免許証や保険証ではない)
→本籍地の市役所で発行してもらう。
→「禁治産者(被後見人)、準禁治産者(被保佐人)、破産者でない事の証明書」
6: 登記されていない事の証明書
→法務局(本局)で発行してもらう。
→「成年被後見人、被保佐人に該当しない旨の登記事項証明書」
7: 履歴書(略歴書)
→警察で記入用紙を頂く。
→過去5年くらいの経歴を履歴書の様に記載する。
8: 誓約書
→警察で記入用紙を頂く。
→内容を確認し、必要事項を記入する。
その他:
自分自身のホームページで販売する場合は、該当URLなども必要
→Amazonや、ヤフオクで販売する場合は届け出は不要
※4-8は、管理者及び会社役員全員分必要
→私の場合は一人法人なので、自分の分のみでOKだった。
書類が揃ったら?
1: 再度、警察署の防犯課に赴き、一式を提出し、不備が無いか確認して頂く。
→不備があれば指摘される。
2: 不備無しであれば、申請費「¥19,000」を支払い、申請自体は終了。
→この日から許可証が発行されるまで、約40日ほど掛かる。
申請後に何かある?
3: 数日後、警察官が登録住所(申請した住所)宛に訪ねて来る。
→運営実態があるか?など確認され、質問されたり、雑談したり…^^;
4: その後、無事に許可が下りれば、担当の警察官から電話が来る。
→警察署に赴き、許可証を受け取って完了!
→私の場合は申請日(¥19,000払った日)から1ヶ月で許可が下りた。
結論→ やってみると簡単だった!
必要書類を集めるのが面倒かもしれませんが、誰でも簡単に出来ると思いました!
ちなみに私の場合は、1発OKで申請が通りました!
私の居住市の担当警察官は優しい方で、申請書の書き方や必要書類などについて、質問したら色々教えてくれたのも助かった点です。
疑問点などあった場合は聞いてみるのが早いと思います。
ちなみに担当警察官に、以下のような場合はNGだと言われました。
・中古品を取り扱う予定が無いのに、とりあえず申請する場合
・何かしら前科がある場合
目的が定まってから申請しましょう。
■申請に関する詳細はこちら
警視庁ホームページ
あなたの古物商申請が、無事に通る事を願っています!^^