自力で出来る!古物商許可申請(法人)を行って、許可証を交付して頂いた時の流れ

kobutu

私は法人設立後の3ヶ月目に「古物商(こぶつしょう)許可証」の申請を行った。
これは「中古品を買い取って販売」する場合などに必要な許可証である。
(最初「古物商=ふるものしょう」とか読んでました…^^; )

Amazon販売を始めた当初、輸入販売以外に、身の回りの中古品(主にCD,DVDなど)もAmazonで販売しようとしており、また中古品を買い取って販売する事も視野に入れていた為、申請を行う運びとなった。

当然ながら、認可を頂く為に用意する書類が何点かある。
何かの参考になればと思い、その時の流れをお伝えしたいと思う。

■法人を設立した時のお話はこちら

私が法人を設立した時に行った事や流れについて
2013年8月8日、私は法人を設立した。 (といっても、一人会社なので、実質自営業ですが...) 「会社を作った!」って言うと、「...
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古物商の申請場所は?

「所轄警察署の防犯係」である。
※申請受付時間 : 8:30〜17:15

警察署に訪問し、入口で古物商申請したい旨を伝えれば、窓口の場所を教えてくれる。
そこで古物商許可証の申請を行いたい旨を伝えれば、担当警察官に「個人か、法人か?」等、何点か質問を受けた後、申請書を渡され、必要書類の説明などを受ける。

申請に必要な書類は?

私は法人として申請を行ったが、必要書類は以下の通りだった。

1: 許可申請書
 →警察で記入用紙を頂く。
 →記入方法は担当警察官が教えてくれた。

2: 法人登記簿謄本(登記事項証明書)
 →法務局で発行してもらう。

3: 法人定款
 →会社設立時に会社の方針を定めた書類のコピー。
 →定款に「古物営業を営む」旨の記載が無いとダメ。

4: 住民票
 →市役所で発行してもらう。

5: 身分証明書(免許証や保険証ではない)
 →本籍地の市役所で発行してもらう。
 →「禁治産者(被後見人)、準禁治産者(被保佐人)、破産者でない事の証明書」

6: 登記されていない事の証明書
 →法務局(本局)で発行してもらう。
 →「成年被後見人、被保佐人に該当しない旨の登記事項証明書」

7: 履歴書(略歴書)
 →警察で記入用紙を頂く。
 →過去5年くらいの経歴を履歴書の様に記載する。

8: 誓約書
 →警察で記入用紙を頂く。
 →内容を確認し、必要事項を記入する。

その他:
自分自身のホームページで販売する場合は、該当URLなども必要
 →Amazonや、ヤフオクで販売する場合は届け出は不要

※4-8は、管理者及び会社役員全員分必要
 →私の場合は一人法人なので、自分の分のみでOKだった。

書類が揃ったら?

1: 再度、警察署の防犯課に赴き、一式を提出し、不備が無いか確認して頂く。
 →不備があれば指摘される。

2: 不備無しであれば、申請費「¥19,000」を支払い、申請自体は終了。
 →この日から許可証が発行されるまで、約40日ほど掛かる。

申請後に何かある?

3: 数日後、警察官が登録住所(申請した住所)宛に訪ねて来る。
 →運営実態があるか?など確認され、質問されたり、雑談したり…^^;

4: その後、無事に許可が下りれば、担当の警察官から電話が来る。
 →警察署に赴き、許可証を受け取って完了!
 →私の場合は申請日(¥19,000払った日)から1ヶ月で許可が下りた。

結論→ やってみると簡単だった!

必要書類を集めるのが面倒かもしれませんが、誰でも簡単に出来ると思いました!
ちなみに私の場合は、1発OKで申請が通りました!

私の居住市の担当警察官は優しい方で、申請書の書き方や必要書類などについて、質問したら色々教えてくれたのも助かった点です。
疑問点などあった場合は聞いてみるのが早いと思います。

ちなみに担当警察官に、以下のような場合はNGだと言われました。

・中古品を取り扱う予定が無いのに、とりあえず申請する場合
・何かしら前科がある場合

目的が定まってから申請しましょう。

■申請に関する詳細はこちら
警視庁ホームページ

あなたの古物商申請が、無事に通る事を願っています!^^

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