オリジナル商品販売に必須!自分用の「JANコード(バーコード)」を取得した時の流れ

JAN

私は法人設立後の3ヶ月目に、自分(自社)用JANコード(バーコード)を持つ為の申請を行った。

これは「商品のブランド所有者(オリジナルブランド / プラーベートブランド)」や「ノーブランドでも商品を主体的に販売する事業者」が、商品を市場に流通させる時に使う管理コードとなる。

Amazon販売を始めた直後、Amazon未発売品の販売やオリジナル商品の販売を企画した為、自分用のJANコードを持つ必要に迫られ申請を行う運びとなった。

この時の申請の流れをお伝えしたいと思う。

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JANコードとは?

JAN例

※「一般財団法人 流通システム開発センター」より引用

JANコードとは、商品に付いている「バーコード」の事。
お会計時に「ピッ」と読み込むと、値段が表示されるアレである。

基本は上図左の「標準タイプ(13桁)」が付与される。

■見方は以下の通り
・上図赤線(9桁)が「事業者に割り振られた企業コード(GS1事業者コード)」
・上図緑線(3桁)が「事業者が商品に割り振った識別番号(000〜999まで割当可能)」
・上図青線(1桁)が「9桁+3桁を専用画面で入力した時に付与される番号(チェックデジット)」

※「チェックデジット計算方式

超ざっくり言うと、JANコードに商品名や価格情報を乗っける事で、円滑に市場に流通させ、POS上での在庫管理などを容易にする事が出来るという物である。

申請手順(申込み手順)は?

申請には、登記簿謄本や住民票は一切不要。
簡単に申請出来るので、Amazon販売や実店舗販売を始める方は取得する事をお勧めする。

1:「バーコード利用の手引き」と言う冊子を購入する

この冊子に、JANコードについての基礎知識や、説明、規約など明記されており、併せて申請手順や、申請用紙など、全てが纏まった冊子となっている。

■購入場所と価格
・購入場所: 商工会議所、商工会、流通システム開発センター、Amazon.co.jp
・販売価格: ¥1,200

→ 私は「Amazon.co.jp」で購入した。
※正直、一番簡単な入手方法です!

バーコード利用の手引き GS1事業者コード(JAN企業コード)登録申請書付
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2: 冊子が届き次第、登録申請書に必要事項を書く

冊子の中に丁寧な説明書あり、その通りに必要事項を書くだけなので簡単。
誤記入があった場合も、訂正印を押して修正すればOK。

[重要!]一点だけご注意!

申請書の中に「9.今後3年間のJANコード設定予想商品アイテム数」と言う項目がある。
ここに記載したアイテム数で、貸与されるコード数が決まってくるので注意したい。

例えば、同じデザインの商品でも、10色ある場合JANコードは10個必要になる。
最低でも1コード分(1,000個分)貸与されるが、品数が1,000個を超えそうな場合は、多めに記載する事をお勧めする。

→ 私は「2,000個」で申請した。

3: 付属の払込用紙で登録申請料を支払う

JAN登録料

※「一般財団法人 流通システム開発センター」より引用

上記の通り、登録申請料は「該当ランク」によって異なる。

支払い方法は2つ。

・付属の払込用紙を使い郵便局の窓口で支払う(手数料負担なし)
・指定の銀行口座へ振込む(手数料は申請者負担)

→ 私は非製造業なので、申請料「¥10,500」を「郵便局の窓口」で支払った。
※申請時は消費税5%だった。

4: 登録申請書を提出する

支払完了次第、支払い受領証のコピーを申請用紙の裏に貼り付け、提出すれば完了となる。

■提出場所と提出方法
・提出場所: 商工会議所、商工会、流通システム開発センター
・提出方法: 郵送 or 持参
※地域によっては、対応していない商工会議所、商工会もあるとの事なので注意。

→ 私は「市内の商工会議所」に「持参」して提出した。
※「わかりましたー!^^」的な感じで、快く対応して頂けた。

5: 登録通知書が届いて完了!

申請後、約2週間で書類が届く。
その中に「GS1事業者コード(JAN企業コード)」として、9桁の数字が記載されている。

「9桁の事業者コード」と「000〜999」の数字を「チェックデジット計算方式」に入力すれば、JANコードが完成する。

Amazonで販売する場合は、新規商品出品時に、完成したJANコードを登録すればOK。
実店舗などで販売する場合は、JANコードを印刷して貼り付ければOKとなる。

■実際に届いた登録通知書
JAN登録通知書

まとめ

様々な申請の中で、トップクラスの簡単さでした。

ちなみに、JANコードの付与期間は「3年間」となります。
期限前に「更新申請書」が届くので、更新希望の場合は、新規申請と同様に手続きすればOKとの事です。

■詳細はこちら
一般財団法人 流通システム開発センター

個人的には、JANコードがあるお陰で、Amazon出品の幅が広がっています。
これからネット販売をされる方は、絶対取得するべきだと思います!

JANコードがあるデメリットはありません!
あなたもサクッと取得し、自分のコードを使って物販を行いましょう^^

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