法人創業間もなくても審査が通った!4つの法人銀行口座を全て1発OKで開設した時の流れ

bank

法人設立後、必ず行わなくてはならない事の一つに「銀行口座開設」がある。
ネットを活用する仕事の場合は、ネットバンキング有りの銀行を求めたいところ。

なお、都市銀行(みずほ、三井住友など)は、創業すぐの開設は非常にハードルが高く、地方銀行はネットバンキングが有料とかだったりする(私の地域はそうでした…)。

よって私は、ネット銀行を中心に、以下4行の開設を行った。
「ゆうちょ銀行」
「楽天銀行」
「住信SBIネット銀行」
「ジャパンネット銀行」

ただ詐欺口座開設防止などの観点から、様々な書類提出が求められ、色々手間が掛かった。
参考になればと思い、その時の流れお伝えしたいと思う。

■法人を設立した時のお話はこちら

私が法人を設立した時に行った事や流れについて
2013年8月8日、私は法人を設立した。 (といっても、一人会社なので、実質自営業ですが...) 「会社を作った!」って言うと、「...
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開設1: ゆうちょ銀行

yucho

私が最初に開設申込みを行ったのが「ゆうちょ銀行」

郵便局自体が身近な存在で、都市銀行以外では唯一全国に窓口がある金融機関でもある。
局内ATMでの現金預入、払戻し手数料はかからず、ネットバンキング対応と言うのも大きい。

難点は、他行への送金手数料が高い事。
よって、売上の受け取りや、固定費用の引き落とし用の口座として使っている。

しかし何かと重宝するので、必ず開設する事をお勧めする。

ゆうちょ銀行法人口座開設の必要書類は以下のとおり。

(1)法人の履歴事項全部証明書(原本)
 →(4)同様、管轄の法務局に行き、証明書を交付してもらう。

(2)ご来店者の公的な本人確認書類(運転免許証・各種保険証等)
 →私の場合、免許証を持参した。

(3)ご来店者と法人の関係を証する書類(社員証等)
 →私の場合(1)に「代表者」として名前が明記されているので不要だった。

(4)法人の印鑑証明書(原本)
 →(1)同様、管轄の法務局に行き、証明書を交付してもらう。

(5)(主要)株主名簿または(主要)出資者名簿
 →Excelで簡単に作成した物で良い。

(6)次の書類のいずれか(設立後6か月以内の法人に限る)
・所轄税務署あての法人設立届出書(控)
・所轄税務署あての青色申告承認申請書(控)
・主たる事務所の建物登記簿謄本(現在事項証明書)(原本)
・主たる事務所の賃貸借契約書(原本)
 →私の場合、法人設立届書(控)を持参した。

「上記(1)-(6)」と「法人銀行印 + 代表印」を持参し、郵便局の貯金窓口で申請すればOK。
問題なければ、2週間程度で開設出来る。

ネットバンキング(ゆうちょダイレクト)については、口座開設後の申し込みになる。
通帳やカードが届いたら、ネット上で必要事項を入力し、印刷した物を郵送すればOKだ。

■詳細はこちらを参照
ゆうちょ銀行 : 法人口座開設のお手続きについて

ゆうちょ銀行 : ゆうちょダイレクトのお申し込み

開設2: 楽天銀行

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楽天市場に出店されている方には必須の口座と言える。
最大20口座まで持てるのも特徴。

難点は「キャッシュカード発行が有料(¥1,080)」な事。
 →口座開設後に入金した上で、発行手続きを行う必要がある。

出金手数料と入金手数料(3万円未満)が「¥216 or ¥270」掛かる事。
 →入金手数料は、3万円以上は無料

実は、開設してから一度も使っていません…

楽天銀行法人口座開設の必要書類は以下のとおり。

(1)法人の履歴事項全部証明書(原本)
 →同様、管轄の法務局に行き、証明書を交付してもらう。

(2)口座管理者さま本人確認資料(運転免許証・各種保険証等)
 →私の場合は、免許証のコピーを送った。

(3)次の書類のいずれか(設立後6か月以内の法人や、会社HPが無い場合など)
・事業実態について確認できる書類(会社案内、製品、パンフレット、見積書、等)
・許認可制業種の場合、当該手続きが完了の証明する書類(例:金融商品取引業登録)
・国税または地方税の納税証明書もしくは領収書(発行日から6ヶ月以内のもの)
・税務署宛「法人設立届出書」(税務署受付印が押印されたもののコピー)
 →私の場合、法人設立届書(控)のコピーを送った。

(他に、登記上と連絡先住所が異なる場合や、海外送金を行う場合などは、別途資料が必要)

オンライン専用銀行なので、申し込みはネット上からになる。
画面上から必要事項を入力し印刷した物と「上記(1)-(3)」を送付すればOK。
問題なければ、2週間程度で開設出来る。

■詳細はこちらを参照
楽天銀行 : ビジネス口座開設のメリット

開設3: 住信SBIネット銀行

SBIBank

SBI証券に法人口座を持っている方は必須の口座と言える。
他行への振込手数料は、法人口座で最安値(楽天銀行も同額)

難点は「法人名義の他行口座」を持っていないと開設出来ない事。
出金手数料と入金手数料が「¥108」掛かる事。

私の場合、JNB法人口座開設までは、こちらをメイン口座にしていた。

住信SBIネット銀行法人口座開設の必要書類は以下のとおり。

(1)履歴事項全部証明書(登記簿謄本)(原本)
 →(2)同様、管轄の法務局に行き、証明書を交付してもらう。

(2)法人の印鑑登録証明書(原本)
 →(1)同様、管轄の法務局に行き、証明書を交付してもらう。

(3)(主要)株主名簿または(主要)出資者名簿
 →Excelで簡単に作成した物で良い。

(4)法人名義の他行口座通帳もしくは他行口座取引明細書
 →私の場合、ゆうちょ銀行法人口座の通帳コピーを送った。

(5)設立後半年以内の法人は、下記の4種類のうち1点をあわせて同封してください。
・所轄税務署あての法人設立届出書(控)
・所轄税務署あての青色申告承認申請書(控)
・主たる事務所の建物登記簿謄本(現在事項証明書)
・主たる事務所の建物賃貸借契約書
 →私の場合、法人設立届書(控)のコピーを送った。

(6)法人口座開設の際に必要な代表者・担当者の本人確認書類
 →私の場合は、免許証のコピーを送った。

オンライン専用銀行なので、申し込みはネット上からになる。
画面上から必要事項を入力し、印刷した物と「上記(1)-(6)」を送付すればOK。
問題なければ、1週間程度で開設出来る。

■詳細はこちらを参照
住信SBIネット銀行 : 法人のお客様

開設4: ジャパンネット銀行(JNB)

JNB

ネットバンキングの老舗。セキュリティ面や、画面上の操作感は非常に良い。
最大20口座まで持てるのも特徴。

難点は「具体的な業務内容が確認できるホームページ」
又は「行政機関の許認可証」or「会社案内かパンフ」が必要な事。

ただ毎月最初の1回は、金額に関わらず入出金手数料が無料となる。
2回目以降も、3万円以上の入出金の場合、手数料無料になるのは大きい。
(実質、手数料無料で使える)

よって現在は、こちらをメイン口座にしている。

ジャパンネット銀行法人口座開設の必要書類は以下のとおり。

(1)履歴事項全部証明書(登記簿謄本)(原本)
 →(2)同様、管轄の法務局に行き、証明書を交付してもらう。

(2)法人の印鑑証明書(原本)
 →(1)同様、管轄の法務局に行き、証明書を交付してもらう。

(3)取引ご担当者さまの本人確認資料
 →私の場合は、免許証のコピーを送った。

(4)業務内容の確認
ホームページをお持ちでない場合、下記[A][B]のうち、それぞれ1点をご同封ください。
[A-1]法人設立届出書(控)
[A-2]青色申告承認申請書(控)
[A-3]確定申告書(控)
[A-4]国税または地方税の領収書または納税証明書
[A-5]主たる事務所の建物登記簿謄本(現在事項証明書)
[A-6]主たる事務所の建物賃貸借契約書
 →私の場合、法人設立届書(控)のコピーを送った。

[B-1]各行政機関発行の許認可証
[B-2]会社案内、パンフレット、チラシなど
 →こちらは[B-1]として「古物商許可証」のコピーを送った。
 ※念の為に、上記に加え「Amazonの販売ページアドレス」も書いて送った。

オンライン専用銀行なので、申し込みはネット上からになる。
画面上から必要事項を入力し、印刷した物と「上記(1)-(4)」を送付すればOK。
問題なければ、2-3週間程度で開設出来る。

■詳細はこちらを参照
ジャパンネット銀行 : ビジネスでのご利用

最後に

私の場合、幸いにも全て1発OKで開設できました!

初めての申請でも、書類不備など無くし「信用して頂ければ」問題なく通ると思います。

ただ必要書類などは、申し込みのタイミングによって変わる可能性があります。
大部分は同じままでしょうが、詳細は各銀行のホームページをご参照ください。

あと「履歴事項全部証明書」を発行する為の、最寄りの法務局は以下から確認できます。
法務局 : 管轄のご案内

あなたの法人口座開設が、すんなり通る事を願っています!^^

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